一足先にシーズン終了です!
世界オールラウンド選手権、途中棄権を決めました。
最後まで滑り切ることはできませんでした。
途中離脱は悔しい思いもありますが、体が悲鳴をあげていて、滑るべきではないと判断しました。
もう少し行けるかなと思っていたのですが、見積もりが甘かったようです。
少し正直な気持ちをお話しすると、、
世界スプリント選手権が終わってからの体の状態的に、最初からオールラウンドを滑らない、という判断もできたのかなと思います。
それくらい、全力は出し切っていました。
でも、もし少しでも滑れる余力が残っているなら、あのスタジアムで滑ってみたいという気持ちもありました。
スプリントを選んだことに後悔はしていませんし、得られたものもたくさんあったので、やり切れた気持ちでいっぱいです。
それでもやっぱり、スタジアムの熱気はオールラウンド以上のものはないのかなと、思います。
あの空気感の中で滑りたいという私のわがままな気持ちも、オールラウンド出場を決めた理由の1つに含まれているのが事実です。
結果的に途中棄権となり、中途半端な形で終わってしまったので、最初から出るべきではなかったのかも知れない。
という思いと、
できるところまで挑戦してみる、やれるだけやってそれでダメだったのだから、チャレンジしたことに後悔はない。
という2つの気持ちの中で揺れています。
これ以上は滑るべきではないと本能で感じたので、棄権すること自体に迷いはないのですが、
それでもやっぱり悔しいですね。無念、という気持ちに近いのでしょうか。
ここにくると、いつも思います。
もっと強くなりたいなぁ、と。
強い選手は、かっこいいですよね。
私は、長距離でも最初から攻めていけるような選手になりたいと、昔この大会に出た時に強く感じました。
そこに辿り着くには、まだまだ超えるべきものがあるとその都度痛感します。
いろんな面で悔しい最終大会となりましたが、
自分の気持ちや課題もはっきりしたのかなと思います。
ヨハンから、
「悲しいとか悔しいとかあるかも知れないけど、そう思う必要はない。世界チャンピオンになったことを誇りに思って。」
と言われて少し救われたので、少し休んでから、また歩んでいきたいと思います。
シーズンの振り返りは後日ゆっくりします!
改めて、応援ありがとうございました!