あれから15年。
2024.05.22
30歳って色々節目の歳だけれど、私にとっては、人生で一度しかないタイミングと重なっているからか、より感慨深く感じています。
初めてシニアの大会に出たのが、15歳の冬。
あれから15年。
初めてシニアの国際大会に出て、初めてオリンピックに行くまでに生きた時間と同じ分を過ごしたことになります。
15年前の今日、私はこんな未来なんて1ミリも想像していなくて、最後の中学校生活をどう楽しむしか考えていなかったのが懐かしい。
もしかしたら定期テストの時期だったのかなぁ〜とか振り返っています。
この先、このダブルタイムを感じられることは2度とないから、それを30歳で味わえるのはなんとも不思議な感覚。
だからなのか、今年は特に15年前のバンクーバーの時期のことをよく回想します。
そして今、大きく変わった環境とのギャップを改めて感じながらも、この環境にいられることを誇らしく思う自分がいて、
そう感じられるのが素直に嬉しい。
15年間、変わらずに応援し続けてくれた人たちがいて、
この15年の間にかけがえのない人たちに出会えました。
誰かが欠けても今の私はいないから。
今の”自分”を作ってくれた人たちに
心からありがとうと言いたい。
そう思えるくらいに、充実した毎日を過ごせています。
ふっと振り返った時に、
あぁ自分人生楽しんでるなぁ!って思えるような時間をこの先も過ごしていきたいと思います!
と、思うと同時に、15年間戦い続けてきた代償も少なからず感じていて。
なかなか昔のようにはいかないことも増えてきたような気がしています。
毎日自分自身のことを鼓舞しては落ち込んで、また考えて、周りから刺激を受けてまた踏み出して。
その繰り返し。
体が変わっていくことは、不安も付きまとうけれど、
”昔とは違う”ということを、ポジティブに捉えられるように。自分の武器にできるように、日々思考を紡いでいきたいと思います。
どんな未来が待っているのか、どんな未来を創っていけるのか。
楽しみです!
いつも応援してくださるみなさま、本当にありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
髙木 美帆